iQOS禁煙チャレンジ! チャンピックス (1日ー7日目)
チャンピックスについて
前回チャンピックスという経口薬について触れました。
簡単に説明すると摂取することでニコチンの代替になり、脳のニコチン受容体に働いてタバコを服用した状態にしてドーパミンという脳内麻薬を出させます。
これによりニコチン依存による欠乏症を防ぐというものです。
チャンピックス処方は保険適応範囲ということで禁煙外来で先生の説明と簡単なビデオを見ます。運転や機械の操作は絶対にやめてくださいという説明があり同意する必要があります。
全てに同意すると最初の2週間分処方され、3か月間のチャンピックス禁煙治療がスタートします。
チャンピックス服用開始
「最初の1週間はタバコを吸いながらチャンピックスを服用します」禁煙が1週間後に迫っていると考えると、「やめたくない、寂しいなという気持ちが高まり」ついついタバコに未練を感じてスパスパ吸ってしまいました。
チャンピックス服用後3日ほどして、「昼食後に吸いたいという感覚がなくなりました」今までおそらく一番おいしく感じていた一服です。それが「吸いたいという欲求が湧いてこない」のです。
この35年間昼食後に一服しなかったのは飛行機に乗っている時くらいでしょうか。
これには少々の驚きとともに、「これなら禁煙できるかもしれない」という気持ちにさせてくれました。
その後も未練はなくならず、火をつけて最後まで吸わずにやめたりとニコチン離れが加速してきました。時は過ぎていき、とうとう最後の日がやってきました。
実を言うとニコチンはそれほど求めないのですが、「タバコを吸うのをやめたくないという強い脳の抵抗が最後の1日まで続きました」「正直やめるのが怖かったです」
へんな話ですが、タバコが吸いたいという気持ちは薄まってきているのに、タバコを吸わない自分でいることが嫌、タバコをやめたくないというニコチン中毒の最後の声が私を支配していました。
喫煙ラスト日
とうとうその日がやってきました。たかがタバコをやめる日ですが自分の中では記念日というか大きな一日に感じていました。こうやって振り返るだけでまた吸いたいという感情が湧いてきます。
当日もタバコを買い、最後とばかりに吸いまくりました。そして時計が深夜00:00を回って最後の一本を吸って眠りにつきました。
さて、明日から人生初の禁煙が始まります。
次回触れますが、このいつやめるかというタイミングが意外と重要ということがわかりました。